2011/11/29 12:18

大阪維新の会

先日、政治団体「大阪維新の会」代表の橋下徹氏が大阪市長に、
松井一郎氏が大阪府長にダブル当選した。

選挙中は、既得権益に執着する政党や役所勤務の諸氏がこぞって橋下批判の大同を為した。

まことに憤慨極まりない状況であった。


「仕訳け」などと銘打って、いかにもムダを省く事を率先して指導していると言わんばかりの作業にどれほどの効果があったであろうか?
それによって、眼に見える形として、または感じ得る形として、
どれほど国民は幸福を感じているであろうか?

国民は愚民ではない。

「もし、良い方向に進む可能性があるのなら、橋下氏にかけてみよう!」

まさにそれが結実して当選に繋がったのであろう。

“大阪都構想”については、まだまだ荒削りでどれほどの効果があるのか、
予測不能の状況ではあるものの、
国民は間違いなく“変化”を求めている。

そもそも、『維新』とは「詩経」大雅文王編に、
「周は旧邦なりと雖(いえど)も、其の命維(こ)れ新たなり」
から来ており、古代中国の周という国で、
「周という国は随分と古い伝統ある国ではあるけれども、
よく徳を明らかにして民を教化している為に、
その命(はたらき)は常に新たで停滞するところがないので、
天下をよくたもった。常に新たにしている」
という意味を為している。

橋下氏がこれを知ってか知らずか、
いずれにしても「大阪維新の会」の命名の意味するところ、
志は詩経と同じではないか、と感じている。

『維新』と『革命』は、似て非なる。
維新は順命であり、革命は非常の命である。
維新の方がより自然であり、より道徳的である。

既得権益を守らんと欲する輩は、
あたかも橋下氏が『革命』を起こそうとしているかのごとく、
罵声を浴びせ、非難していた。


今後の橋下氏の動向と、変化が楽しみである。

天命に則していれば、事は成る。
ジャンル:中山のひとりごと。

2011/11/11 21:47

世界経済の渦の中

野田総理が「TPP交渉への参加」を表明した。

この参加表明は、あくまで交渉のテーブルにつくのであって、
最終的に「TPP施行合意」ではない。

世論は何を騒ぎたてるのか・・・?

日本は、長い歴史の中で外国との協調や衝突を経て現在に到る。


日本経済は孤立無援で成り立っているのではないことをどれほど認識出来ているだろうか?

例えば、日常生活における食の分野でも、
外国産の小麦は大半を輸入に頼り、
卵は国産でも、卵を産むニワトリのヒナは93%が外国産。


TPPにより、様々な分野で関税が0に近づくほど消費者は恩恵を受ける。

米に至っては、今現在10Kgを3000円で買っているとしたら、
TPP合意によって、将来は3000円で80Kgの米が買えるようになる。


国の保護政策によって、完全に甘やかされ続けて来た日本の農業は大変革を迫られる。

昔は隣近所がライバル、これからは遠く離れた外国の農業従事者がライバルとなる。


大規模農業はコスト削減に大きく貢献する事がわかっているのだから、
多くの農家が互いに協力し、集団農地と相互援助、大規模対応農具への投資、
自ずから何を為すべきか、見えてくるのではないだろうか。


子供を過保護に育てると、将来その子供が苦労する。

同じことが日本の農業政策に言える。


今、大きく変革する機会ととらえ、
将来の農業従事者に希望と指針を示す機会ではないだろうか。

ジャンル:中山のひとりごと。

2011/08/15 10:00

終戦日

8月15日終戦日。


戦後66年という月日がたった今、
「戦争」を生々しく語る人も少なくなっており、
「歴史の一部」としてしか知り得ない。

年を経たから薄れ、許される、怒りや憤り。
悲しみもまた癒される。


8月6日の広島原爆投下。

8月9日長崎原爆投下。

8月15日終戦。

毎年、この3日の出来事だけは必ずニュースで取り上げられる。

何があったか、という歴史的事実を知る以上に、
もっとその当時の人達の気持ちや感情に焦点をあてた報道を、
民間の放送局も行う事が大切ではないか、と思う。

当時の事は、ドラマ化や映画化されたものは民間の放送局でも流れるが、
生の映像はほぼNHKが中心となって流れている。


私がここ数年感じるのは、
時代の変遷と共に、世界経済や世界情勢に迎合するあまり、
日本ばかりではなく、
東洋の伝統文化や、いわゆる東洋人の気質である、
心や人の繋がりも薄れていっている事を感じます。


戦争は否定すべき事だと思いますが、
少なくとも国民が一丸となり、
隣近所が仲良く助け合い…。

うまく表現出来ませんが、

人々はもっと誠実で、素朴で、
暖かかったのではないでしょうか。

経済的発展とは裏腹に、
無くしたものの大きさに気付く為にも、
もっと「人」に焦点をあてた報道をおこなって欲しいものです。
ジャンル:中山のひとりごと。

2011/08/08 22:50

現代医療に?

本日、やや体調不良で御茶ノ水駅近くの某大学病院に行きました。

100年以上の歴史を持つその病院は、施設も素晴らしく、『巨大な』様相でした。

一階には大手コーヒーショップのチェーン店が店を構え、
2階にも病院とは思えないレストランがあり、
既成概念を覆すような場所でした。

2階に上がり、新患受付の用紙に記入し、所定の受付に提出して・・・

「初めて外来受診される方は、
紹介状が無ければ3,150円支払って頂きますが宜しいですか?」

なにっ!!!!!

仕方ないので、
「わかりました。」

受付にて頂いたパンフレットを読んでみると、

(最終来院日より6カ月経過した場合にも、初回と同様の扱いとなります。)

との注意書きがありました。

なぜ?
なぜ?
なぜ?

理解ができませんでした。

勿論、そのような病院は生まれて初めてでした。


目的の消化器内科に向かって行く途中、ロビーや薬を渡される場所はホテルの様でした。


診察が始まるかと思いきや、
血液検査とエックス線を取りに行くように言われましたので、
それぞれ速やかに終わり、
血液検査は約1時間で結果が出るとのこと。

早いっ!

さすがは大手の大学病院だな!
血液検査の結果もたったの1時間で結果が出せる程、充分な設備です。


ところが、ここからが正念場!

待たされること3時間半・・・

読書の時間には十分すぎる程でした。

いざ診察は、たったの15分弱。


会計を済ませ、薬を貰うまで来院の方々の様子を見ておりますと、
田舎の病院の様な年配者はわりと少なく、
中にはよそ行きの服?と思うような着こなしのご婦人も多く見られました。

驚きは、施設・設備・待たされた時間だけではなく、

大量の薬を皆さんが貰っていた事です!

スーパーで貰うビニールの袋に一杯詰め込まれた薬。

一人や二人ではなく、何人もの方々が手にしていました。

確かに、視て頂いた先生からも、
「薬は2週間で宜しいですか?もっと出しておきますか?」
との問いかけでした。

過去における経験からは、薬はせいぜい5日分〜1週間分。

病院経営はまさしく“ビジネス”であることを確信しました。

点数を稼ぐ先生が良い先生。
点数の少ない先生は出世できない。

これは何かで読んだ記事の言葉でした。

ある意味、良い経験をさせて頂いたのかもしれません。

経済力の無い人は、良い設備の病院にもかかれない時代です。

良心的な“赤ひげ先生”は何処に・・・?
ジャンル:中山のひとりごと。

2011/06/20 14:30

今後の日本経済予測 Part2

東日本震災から3か月以上が過ぎました。

被災地では、いまだに避難所生活を余儀なくされている方々、
命は助かったが経済的不安を抱える方々。

「人間」の特徴として、“忘れる”という事があります。

親族や親しい方が亡くなった悲しみが時間と共に癒されるのは、
この“忘れる”という機能があるからです。

忘れて良い記憶、忘れた方が良い記憶、忘れてはならない記憶。
今回の震災は、忘れてはならない記憶ではないでしょうか。


今年の夏は、震災直後と同じように、計画停電が実施される予定です。
この計画停電中に、忘れようとし始めた震災の記憶が甦ることでしょう。


計画停電の実施発表と共に、節電効果のある家電製品が飛ぶように売れ、
扇風機などは、ケタ違いの売れ行きらしいです。

被災地復興の為、建築・建設会社は猫の手も借りたいくらいの多忙ぶり。

震災によって、復興景気?に沸いている業界もあれば、
大打撃によって倒産を余儀なくされた企業も在ります。

今後も特に影響を受けるであろう業界は、観光産業や旅行会社。
野菜や魚介類の風評被害は確かに大きかったが、
喉元過ぎれば・・・寧ろ、応援の意味で食し始めています。

しかし、それは生産地と食する場所が違うからではないだろうか?

観光は、その場所に行って初めて成り立ちます。
万が一、巷でまことしやかに噂されている、
「震度8程度の再地震」を信じている方が多ければ、
海岸線沿いの市町村には足が向かないでしょう。


それから、日本全国に今後ジワリジワリと影響を及ぼすであろう事は、
「年金」と「社会保険料負担金」です。

ただでさえ大赤字の日本経済にとって、
震災から受けた打撃は、
計り知れない経済的影響を多年に渡り与え続ける事でしょう。

消費税の増税が明確に議題に上がり始めるようですが、
増税直前の駆け込み需要はあるものの、
年金支給における支給年齢の引き上げ、
支給金額を減額する事、
国民年金保健・雇用保険・組合保健等の負担額は間違いなく引き上げられます。

賃金が増えず、負担が増える、
当然個人消費は抑えられ・・・悪循環。


結論は、『個人の自立と自律』が日本経済を救う!





ジャンル:中山のひとりごと。