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2019/04/11 14:09

『論語』ブームがやってきます!

この度、日本政府は数年後をめどに一万円札の肖像画を渋沢栄一に変更すると発表しました。

一万円札の肖像は1984年に聖徳太子から福沢諭吉に変更して以来となります。

渋沢栄一は「日本資本主義の父」と呼ばれ、第一国立銀行や東京証券取引所、東京海上火災保険、帝国ホテル、田園都市(現東京急行電鉄)、サッポロビール、大日本製糖など、多種多様の企業の設立に関わり、その数は500以上といわれています。

また、日本赤十字社の設立、聖路加国際病院の初代理事長を務めるなど、実業界の中でも最も社会活動に熱心でした。
実業教育にも力を入れ、一橋大学や日本女子大学、その他にも多くの教育機関の創立にも尽力しました。

1926年、1927年の二度にわたり、ノーベル平和賞の候補にもなっています。

渋沢栄一は1916年に『論語と算盤(そろばん)』を著し、「道徳経済合一説」という理念を打ち出しました。

「富をなす根源は何かと言えば、仁義道徳。正しい道理の富でなければ、その富は完全に永続することができぬ。」(『論語と算盤』)

渋沢栄一が幼少期から学んだ『論語』は、この度の一万円札の肖像画とリンクしながら新たなブームとなってくると思われます。

シンシアルハートの誠孝塾では、『論語』のエッセンスを参加者の皆様と一緒に学んでいます♬

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ジャンル:中山のひとりごと。
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