<< 小鳩倒れて菅が立つ | TOP | トンチンカンな年金保障 >>

2010/06/21 18:30

共感出来る偉人

小錦八十吉、ご存知ですよね。

1997年に引退した元大関。

1963年にハワイで生まれて、
1982年に遠く離れた日本の地にて相撲を始めた、
300Kgの巨漢力士。

プッシュ相撲で強烈なその力士姿は多くのファンを魅了しました。

1997年に引退してから、
タレントやミュージシャンとして活躍し、
都民文化栄誉賞も受賞しました。

その小錦のインタビュー記事を拝見しました。

1997年から基金を立ち上げ、
ハワイの子供達を日本に招待しているそうです。
ハワイに豪邸を建てたのも、
頑張れば、ここまで行けるかも!
という夢を子供達に与えたいから、とのこと。

「なんかもう取り合えず欲しいものもないから満足、
っていう考えはコワいね。ものじゃなくて、考え方。
人を助ける事、親に何かをしてあげる事、
寄付したり何かを送ったりする事。
僕だって、
一日も早く親にいい暮らしをさせてあげたいと思っていたから、
なんにも知らない日本で頑張る事が出来た。
人間はずっとずっとまわりにあわせて成長していくんだ。」


人は環境によって、様々な影響を受けます。

小錦がもし、今も相撲協会に残っていたら、
今の状況に対してどのような采配を下していたでしょう。

素晴らしき人生は、素晴らしき魂と考え方が作るものです。

ジャンル:中山のひとりごと。
<< 小鳩倒れて菅が立つ | TOP | トンチンカンな年金保障 >>