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2013/07/01 12:00

「誠実な心こそが道を拓く」(『致知』8月号)その1

人間学を学べる月刊誌『致知』8月号に

インタビュー記事が掲載されました。

致知8月号表紙.jpg


テーマは“創業の原点”

記事前文を記録の為に書いておきたいと思います。


「誠実な心こそが道を拓く」

〜家族の想いを原点に〜

当社の社名「シンシアルハート」は、英語の「シンシアリティ=誠実」に由来します。

人に名前を付ける事を“命名”といいますが、同様に、会社に命を吹き込むのが社名です。

そこに「誠実な心」という言葉を掲げることにより、当社の使命をお伝えしたい、

将来にわたって社名を体現する事業姿勢を貫いてゆきたい。

当社の社名にはその強い想いが込められているのです。

酒販店を営む家に生まれた私は、幼い頃から父の言葉を繰り返し耳にして育ちました。

「お客様やお得意様に決してご迷惑をおかけしてはならない。

自分たちの儲けを考えるのは最後だ。」

誠実な商売を貫いていた父に感化され、私は早くから父のような経営者になりたいと

志を抱くようになりました。

時代の変化ゆえに家業を継ぐことはかないませんでしたが、

私はワインの輸入商社でビジネスの修行を積み、

平成19年、37歳で健康食品の製造販売を営む当社を設立したのです。

健康食品を選んだのは、認知症にかかった祖母の様子をつぶさに見ていたからです。

祖母は症状が進むと、身近な家族の記憶も失い、献身的に介護を続けていた私たち家族は、

言葉にできないほどの寂しさ、虚しさに苛まれました。

日本の高齢化がますます進む中、こうした辛い思いをする方々のお役に立ちたい。

健康と笑顔に満ちた豊かな社会の実現に貢献してゆきたい。

私どものご提供する健康食品は、そうした思いに貫かれているのです。



つづく・・・
ジャンル:中山のひとりごと。
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