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2013/01/04 20:00

2013年 ブログ再稼働

新年、明けましておめでとう御座います。

昨年は、多くの皆様に支えて頂きました。
本当に有難う御座いました。

約一年間、ブログをお休みしましたが、
新年より再開させて頂くことになりました。

本日は、2013年初の出社日にて、会社スタッフ全員で、
氏神様である“神田明神”にお参りに行きました。

鳥居をくぐって、参道を歩き、
... 大門をくぐると写真の通り。

神田明神は、大黒様、恵比寿様を祭る商売の神様。
おそらく、毎年正月の時期は、商売に関連する大小数千社の代表者・社員が訪れるはず。
...
会社が健全に運営されていく事を祈願して参りました。

帰り際、鳥居の横に店舗を構える甘酒屋「天野や」さんで、
あつ〜い甘酒を頂きました。

神田明神.jpg

本年も何卒宜しくお願い申し上げます。
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2012/01/19 17:30

元大横綱、大鵬の悲報

第48代横綱の大鵬(納谷幸喜氏)の悲報を本日Webニュースにて知りました。

日本の大相撲史上の名横綱として、その名を知らない者はいないと思います。

1960年代に活躍し、ライバルといわれた柏戸とともに「柏鵬(はくほう)時代」
と呼ばれる大相撲の黄金期を築いた横綱です。

私がまだこの世に生を受ける前に活躍していた横綱なので、
その雄姿・激闘を自分で観る事は叶わなかったけれど、
幕内優勝32回は歴代1位、未だに破られていない記録とのこと。

おそらく、今後も破られないであろうと言われている記録は、
入幕(1960年)から引退(1971年)までの12年間、
毎年必ず最低1回は優勝した記録。

くしくも、私が生まれた1971年が大鵬の引退年です。

昭和の大横綱、戦後最強の横綱と呼ばれる巨星だと思います。

大相撲会は平成初期で様々な不祥事を起こしましたが、
最近、ようやくかつての盛況ぶりを見せるようになったようです。

私は存じていませんでしたが、
大鵬の父親はウクライナ人、母親が日本人のハーフ。

そのパワーは明らかにウクライナ人の父親譲りで、
北の大地に育った強靭な鋼の肉体が大記録を作ったと察します。

大鵬の肉体は朽ち果てても、その名は永遠に残ります。

その道を極めた者のみが「死して朽ちず」なのだと、
改めて感じました。

御冥福を心からお祈り申し上げます。
合掌
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2011/11/29 12:18

大阪維新の会

先日、政治団体「大阪維新の会」代表の橋下徹氏が大阪市長に、
松井一郎氏が大阪府長にダブル当選した。

選挙中は、既得権益に執着する政党や役所勤務の諸氏がこぞって橋下批判の大同を為した。

まことに憤慨極まりない状況であった。


「仕訳け」などと銘打って、いかにもムダを省く事を率先して指導していると言わんばかりの作業にどれほどの効果があったであろうか?
それによって、眼に見える形として、または感じ得る形として、
どれほど国民は幸福を感じているであろうか?

国民は愚民ではない。

「もし、良い方向に進む可能性があるのなら、橋下氏にかけてみよう!」

まさにそれが結実して当選に繋がったのであろう。

“大阪都構想”については、まだまだ荒削りでどれほどの効果があるのか、
予測不能の状況ではあるものの、
国民は間違いなく“変化”を求めている。

そもそも、『維新』とは「詩経」大雅文王編に、
「周は旧邦なりと雖(いえど)も、其の命維(こ)れ新たなり」
から来ており、古代中国の周という国で、
「周という国は随分と古い伝統ある国ではあるけれども、
よく徳を明らかにして民を教化している為に、
その命(はたらき)は常に新たで停滞するところがないので、
天下をよくたもった。常に新たにしている」
という意味を為している。

橋下氏がこれを知ってか知らずか、
いずれにしても「大阪維新の会」の命名の意味するところ、
志は詩経と同じではないか、と感じている。

『維新』と『革命』は、似て非なる。
維新は順命であり、革命は非常の命である。
維新の方がより自然であり、より道徳的である。

既得権益を守らんと欲する輩は、
あたかも橋下氏が『革命』を起こそうとしているかのごとく、
罵声を浴びせ、非難していた。


今後の橋下氏の動向と、変化が楽しみである。

天命に則していれば、事は成る。
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2011/11/11 21:47

世界経済の渦の中

野田総理が「TPP交渉への参加」を表明した。

この参加表明は、あくまで交渉のテーブルにつくのであって、
最終的に「TPP施行合意」ではない。

世論は何を騒ぎたてるのか・・・?

日本は、長い歴史の中で外国との協調や衝突を経て現在に到る。


日本経済は孤立無援で成り立っているのではないことをどれほど認識出来ているだろうか?

例えば、日常生活における食の分野でも、
外国産の小麦は大半を輸入に頼り、
卵は国産でも、卵を産むニワトリのヒナは93%が外国産。


TPPにより、様々な分野で関税が0に近づくほど消費者は恩恵を受ける。

米に至っては、今現在10Kgを3000円で買っているとしたら、
TPP合意によって、将来は3000円で80Kgの米が買えるようになる。


国の保護政策によって、完全に甘やかされ続けて来た日本の農業は大変革を迫られる。

昔は隣近所がライバル、これからは遠く離れた外国の農業従事者がライバルとなる。


大規模農業はコスト削減に大きく貢献する事がわかっているのだから、
多くの農家が互いに協力し、集団農地と相互援助、大規模対応農具への投資、
自ずから何を為すべきか、見えてくるのではないだろうか。


子供を過保護に育てると、将来その子供が苦労する。

同じことが日本の農業政策に言える。


今、大きく変革する機会ととらえ、
将来の農業従事者に希望と指針を示す機会ではないだろうか。

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2011/08/15 10:00

終戦日

8月15日終戦日。


戦後66年という月日がたった今、
「戦争」を生々しく語る人も少なくなっており、
「歴史の一部」としてしか知り得ない。

年を経たから薄れ、許される、怒りや憤り。
悲しみもまた癒される。


8月6日の広島原爆投下。

8月9日長崎原爆投下。

8月15日終戦。

毎年、この3日の出来事だけは必ずニュースで取り上げられる。

何があったか、という歴史的事実を知る以上に、
もっとその当時の人達の気持ちや感情に焦点をあてた報道を、
民間の放送局も行う事が大切ではないか、と思う。

当時の事は、ドラマ化や映画化されたものは民間の放送局でも流れるが、
生の映像はほぼNHKが中心となって流れている。


私がここ数年感じるのは、
時代の変遷と共に、世界経済や世界情勢に迎合するあまり、
日本ばかりではなく、
東洋の伝統文化や、いわゆる東洋人の気質である、
心や人の繋がりも薄れていっている事を感じます。


戦争は否定すべき事だと思いますが、
少なくとも国民が一丸となり、
隣近所が仲良く助け合い…。

うまく表現出来ませんが、

人々はもっと誠実で、素朴で、
暖かかったのではないでしょうか。

経済的発展とは裏腹に、
無くしたものの大きさに気付く為にも、
もっと「人」に焦点をあてた報道をおこなって欲しいものです。
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2011/08/08 22:50

現代医療に?

本日、やや体調不良で御茶ノ水駅近くの某大学病院に行きました。

100年以上の歴史を持つその病院は、施設も素晴らしく、『巨大な』様相でした。

一階には大手コーヒーショップのチェーン店が店を構え、
2階にも病院とは思えないレストランがあり、
既成概念を覆すような場所でした。

2階に上がり、新患受付の用紙に記入し、所定の受付に提出して・・・

「初めて外来受診される方は、
紹介状が無ければ3,150円支払って頂きますが宜しいですか?」

なにっ!!!!!

仕方ないので、
「わかりました。」

受付にて頂いたパンフレットを読んでみると、

(最終来院日より6カ月経過した場合にも、初回と同様の扱いとなります。)

との注意書きがありました。

なぜ?
なぜ?
なぜ?

理解ができませんでした。

勿論、そのような病院は生まれて初めてでした。


目的の消化器内科に向かって行く途中、ロビーや薬を渡される場所はホテルの様でした。


診察が始まるかと思いきや、
血液検査とエックス線を取りに行くように言われましたので、
それぞれ速やかに終わり、
血液検査は約1時間で結果が出るとのこと。

早いっ!

さすがは大手の大学病院だな!
血液検査の結果もたったの1時間で結果が出せる程、充分な設備です。


ところが、ここからが正念場!

待たされること3時間半・・・

読書の時間には十分すぎる程でした。

いざ診察は、たったの15分弱。


会計を済ませ、薬を貰うまで来院の方々の様子を見ておりますと、
田舎の病院の様な年配者はわりと少なく、
中にはよそ行きの服?と思うような着こなしのご婦人も多く見られました。

驚きは、施設・設備・待たされた時間だけではなく、

大量の薬を皆さんが貰っていた事です!

スーパーで貰うビニールの袋に一杯詰め込まれた薬。

一人や二人ではなく、何人もの方々が手にしていました。

確かに、視て頂いた先生からも、
「薬は2週間で宜しいですか?もっと出しておきますか?」
との問いかけでした。

過去における経験からは、薬はせいぜい5日分〜1週間分。

病院経営はまさしく“ビジネス”であることを確信しました。

点数を稼ぐ先生が良い先生。
点数の少ない先生は出世できない。

これは何かで読んだ記事の言葉でした。

ある意味、良い経験をさせて頂いたのかもしれません。

経済力の無い人は、良い設備の病院にもかかれない時代です。

良心的な“赤ひげ先生”は何処に・・・?
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2011/06/20 14:30

今後の日本経済予測 Part2

東日本震災から3か月以上が過ぎました。

被災地では、いまだに避難所生活を余儀なくされている方々、
命は助かったが経済的不安を抱える方々。

「人間」の特徴として、“忘れる”という事があります。

親族や親しい方が亡くなった悲しみが時間と共に癒されるのは、
この“忘れる”という機能があるからです。

忘れて良い記憶、忘れた方が良い記憶、忘れてはならない記憶。
今回の震災は、忘れてはならない記憶ではないでしょうか。


今年の夏は、震災直後と同じように、計画停電が実施される予定です。
この計画停電中に、忘れようとし始めた震災の記憶が甦ることでしょう。


計画停電の実施発表と共に、節電効果のある家電製品が飛ぶように売れ、
扇風機などは、ケタ違いの売れ行きらしいです。

被災地復興の為、建築・建設会社は猫の手も借りたいくらいの多忙ぶり。

震災によって、復興景気?に沸いている業界もあれば、
大打撃によって倒産を余儀なくされた企業も在ります。

今後も特に影響を受けるであろう業界は、観光産業や旅行会社。
野菜や魚介類の風評被害は確かに大きかったが、
喉元過ぎれば・・・寧ろ、応援の意味で食し始めています。

しかし、それは生産地と食する場所が違うからではないだろうか?

観光は、その場所に行って初めて成り立ちます。
万が一、巷でまことしやかに噂されている、
「震度8程度の再地震」を信じている方が多ければ、
海岸線沿いの市町村には足が向かないでしょう。


それから、日本全国に今後ジワリジワリと影響を及ぼすであろう事は、
「年金」と「社会保険料負担金」です。

ただでさえ大赤字の日本経済にとって、
震災から受けた打撃は、
計り知れない経済的影響を多年に渡り与え続ける事でしょう。

消費税の増税が明確に議題に上がり始めるようですが、
増税直前の駆け込み需要はあるものの、
年金支給における支給年齢の引き上げ、
支給金額を減額する事、
国民年金保健・雇用保険・組合保健等の負担額は間違いなく引き上げられます。

賃金が増えず、負担が増える、
当然個人消費は抑えられ・・・悪循環。


結論は、『個人の自立と自律』が日本経済を救う!





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2011/03/25 11:50

今後の日本経済予測 Part1

今後の日本経済予測(東北地方太平洋沖地震の経済的影響)

この度の東北地方太平洋沖地震の影響は、被災地のみならず、日本経済の心臓部とも言える首都圏へ経済的な災害をもたらし始めています。

特に、東京電力福島原子力発電所からの電力供給不足は多大な影響があり、私達の身近な経済に対して、近い将来どのような変化が起こりえるのかを予測してみました。

既に、経済がマイナスのスパイラル(渦巻き)に入り始めた感じを受けております。

経済的な影響とは、「リーマンショック」にみられるように、即日的に影響が起きるものではなく、じわりじわりと忍び寄るように、そして顕著な形として現れます。

おそらく、ハッキリと感じ始めるのは数カ月後ではないかと予測しています。

米国の金融業界は、今回の地震による日本経済への影響を19兆円と予測しています。この金額は、日本の1年間の国家予算の約20%近くになります。想像をはるかにしのぐ金額です。

大きな経済面では、上場企業(3625社)のうち、少なくとも1135社が工場などに被害を受け、東京商工リサーチは、「東北地方は自動車や半導体などの工場集積地で、震災の日本経済への影響は大きい。復旧が遅れれば、企業が関西以西や海外に移転していくことも懸念される」とコメントしています。

1.計画停電による影響・・・計画停電の影響は、日本全体に間接的な経済的ダメージを与えます。これは、災害による直接的な影響よりもはるかに大きなものとなります。計画停電については、今年の冬まで続くとのことです。

会社、デパート、スーパーや小売店、飲食店など、人が働く場所における停電は、対象時間の閉店・休業により、売上げが著しく減少します。

それぞれの立地や特徴によって、お客様が集中する時間が違います。

デパートやスーパー、小売店、飲食店などは、いつもの決まった時間帯(固定時間)に営業が出来なくなると、顧客離れが必ず起きます。

なぜならば、人間は営業時間があてにならないお店には通わなくなるからです。数日間や数週間くらいであればそれほどの影響はないかもしれませんが、数か月以上にわたって計画停電が続くと、間違いなく顧客離れが起こるでしょう。

電力の安定供給が可能になるまで、各店舗がそのような状況に耐えられるかどうかも大きな問題です。

既に、九州のイベント会社は、首都圏の計画停電の影響で様々なイベントが中止となり、間接的に倒産してしまいました!今後、このような「間接倒産」が始まって行く事が十分に予想されます。

売上げが減少する事によって、そこで働く人達の給与にも影響してきます。

雇い主(オーナー・社長・支店長・店長など)は、パートスタッフを優先的にリストラせざるをえません。また、社員であったとしても、売上が減少する影響を受け、減給・ボーナスカットとなってあらわれます。

売上げがなければ、雇われている側は雇い主に対して、一切の文句を言う事が出来ません。雇用している人達をリストラし、売上に見合った人員まで削減が始まると思われます。

個人の所得が減ることにより、様々な消費を控える(生きて行く上で、最低限必要な物しか買わなくなる)ようになります。

電気が暗い=気持ちが暗くなる、同じ日本で困っている人達がいる=欲しい物さえ買うのをためらう、という風潮が確実に表れています。(お金が市場にまわらない)所得が少ない=行政に入る所得税が少なくなる、売上が少なくなる=行政に入る法人税が少なくなる。という流れが起きますので、来年度は必ず国民年金の支給額が引き下げられるでしょう。

同時に、個人が支払う公的年金は増額され、もしかしたら、健康保険の負担額や支払額にも影響がでるかもしれません。仕事は選ばなければ何でもある→本当に仕事が無い!となるかもしれません。 

余談ですが、九州電力は定期検査で運転を停止している佐賀県玄海原子力発電所2、3号機の運転再開を延期を決定し、運転延期が夏まで続けば、電力需要をまかないきれない可能性があると発表している。この度の地震の影響が遠く九州にまで経済的影響を及ぼし始めました!

2. 東京電力原子力発電所の影響・・・既に報道で言われている通り、福島県、茨城県においては、「家があるのに生活出来ない」、「職場に出向くことすら出来ない」といった状況により、間接的な経済影響が出ています。

また、放射能汚染物質の影響により、同県で生産されている農作物をはじめ、様々な物産(特に肉・魚・卵・牛乳などの食物)に対するイメージは著しく失墜し、放射能汚染物質の影響が無い物に対しても購入意欲を阻害してしまう事になるでしょう。

人間が、一度マイナス的なイメージを心に持ってしまうと、そのイメージを生涯持ち続ける可能性もあり、それを完全に払拭するのは並大抵の改善努力では及びません。

同県におけるマイナスの経済的影響は私達の想像を絶する状況に陥る可能性もあります。

「放射能汚染が懸念される農作物」の生産者の方々は、途方に暮れているのではないでしょうか。
「放射能汚染が懸念される牛乳」と言われても、搾乳し続けなければならない生産者の方々は、牛達をどのような目で見つめているのでしょうか。

同県の農業・漁業などに携わる方々は、まさに間接的な影響を受けているのです。しかも、いつまで影響を受けるのか、全く予測が立ちません。

放射能汚染物質の影響は、首都圏の生活用水にも影響が出ました。地震が起こった11日夕方から、首都圏ではいわゆる「大量買い込み」が著しく、特に、ミネラルウォーターが多くの店舗から姿を消しています。

九州地方においても購入規制が敷かれ、一人当たり購入できる数量が制限されている店舗や、既に「水」の在庫不足に陥っている店舗もあるそうです。

このような状況は、店舗側にとって「売りたくても物が無い」状況となり、平常時よりも売上げが減少する傾向になります。

店舗というのは、お客様が欲する物を一つでも置いておくと、「ついでに別の物も買う」ものです。ですから、逆に欲しいものがなければ、その店舗に行く理由がなくなる、結果として客離れが起こると言えるのです。

インターネットの世界では、ミネラルウォーターが通常価格で売り切れ、高額な値段でオークションにかけられている状態で、あまりにも馬鹿げていると言わざるを得ません。しかし、乳幼児を抱える家庭や保育所は、藁をも掴む思いでその水を購入していることでしょう。

大きな自然災害は、「悪」をも引き連れてくるのです。

3. まとめ・・・身近な経済環境におけるマイナスのスパイラル(渦巻き)を感じています。この度の地震による影響は、日本経済を根底から揺さぶるものです。

過去において大きな震災を経験された方、たとえ遠くに住んでいても、震災によって家族や親戚、友人や知人が被災された方が感じている悲しみや苦しみは、それを現実に目の前で起きている事として実感出来る人にのみ、本当の意味において感じる事が出来ると思います。

連日の報道によって、日本国内ばかりではなく、世界中から応援のメッセージや支援を受けています。

復興の第一歩すら踏み出せない方々が、今現在でも被災地には20万人以上いらっしゃる状況です。その方々が少しでも希望の光を見出して頂けるような支援は尊く大切です。

では、震災の影響を直接的に受けることなく、直接感じることなく、取り敢えずの衣食住が整っている人達に本当に必要な事は何でしょうか。

それは、「備える」という事です。

日本全土が被災した場合には、個人ではどうしようもない状況に陥っていると思いますが、そのような事を考えても意味の無い事であり、「何とかなる」という気持ちは単に自己中心的な気持ちの表れでしかありません。

「備える」とは、自分の気持ちに余裕が無ければ持つ事が出来ない感情であり、行動です。

シンシアルハートでは、「利他業」による経済的繁栄についても創業以来お伝えして参りました。義援金を被災地に贈る事も貢献になりますが、今の状況だからこそ、身近な周りの多くの人達に「備える」事を気付かせる、それも真摯な行動であり、貢献につながるのではないでしょうか。
ジャンル:中山のひとりごと。

2011/03/12 17:28

天災は人知を超えて

3月11日14時46分。

明治以降の観測史上最悪のマグニチュード8.8。

東北地方を中心に、太平洋側の関東地方が恐怖に陥りました。

各テレビ局で流される地震速報とライヴ放送。

死者・不明者併せて1500名以上。
最終的には2000名を超すかもしれません。

予想だにしない津波の高さ。
防波堤をはるかに超えて、大型漁船も内陸部まで運ばれて。

耐震構造のはずの原発。
福島第一原発は耐えかねての爆発・白煙。

起きてはならないコンビナート爆発。
千葉県市原市の石油コンビナート郡は炎上・大破。

全てを歴史から学び、準備したはずの耐震対策。

また新たな学びになるかもしれない。

しかし、自然と天は人間が知り得ない更に大きな災害をもたらす。


亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。
ジャンル:中山のひとりごと。

2011/03/02 15:22

不朽の名著

2月のブログにもご登場頂いた、安岡正篤先生。

昭和の哲人として各界に絶大な影響を遺し、その遺蹟書は150冊以上。

謹読させて頂く書の数々に触れる度、背筋が伸び、鳥肌が立つ。

師、安岡先生が遺された不朽の名著と謳われる、『経世瑣言(けいせいさげん)』。

この書は、昭和15年に出版され、時局的には古くなった部分もありますが、
その神髄は東洋的政治経世哲学のみならず、広く世界全般への示唆に富んでおり、
安岡先生の思想や教学は普遍の真理に満ちています。

今日、日本全般において「役」を務める方々がその神髄に触れた時、
政治・経済全般で善方への多大な進歩発展に至るのではないか、
そう思わずにいられない大賢書だと思います。


安岡先生の書を通して、東洋における古人の書に触れ、聖賢と謳われる方々から「学び」を得る機会に恵まれ、
非常に幸せを感じています。

目下の個人的な目標は、師の全名著を読破し、人生の「道」への活学とさせて頂く事です。
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2011/02/08 17:20

昨年来の傾倒

古典。

昨年来の自己傾倒、マイブームとでも言うべきでしょうか。

毎月、雑誌「致知」を謹読させて頂くなかで、
ここ数年、ビジネスという経済活動に明けくれ、
時事全般における知識に埋没している人生を顧みると、
自己そのもの、自己の浅薄に気付かされます。

『論語』に始まり、古人先賢の書に触れるに伴い、
人間学・活学の必要性、今日の時代背景に対する必然性を改めて感じています。

呂新吾による『呻吟語』に人物の資質を説いています。
「深沈厚重(しんちんごうゆう)なるは、是れ第一等の資質。
磊落豪雄(らいらくごうゆう)なるは、是れ第二等の資質。
聡明才弁(そうめいさいべん)なるは、是れ第三等の資質。」
と。
安岡正篤先生が著されている『呻吟語を読む』によると、
“深というのは、深山のごとき人間の内容の深さであり、
沈は沈着毅然。厚重は、重厚、重鎮と同じで、どっしりとしていて物事を治めるということ。
人の上に立つ人は、それぞれの立場において重鎮することが必要です。
言い換えると、その人が黙っていてもおさまるという事です。
あくまでも「治まる」のであり、「治める」のとは内容が違います。
沈は沈静ですから、重鎮は静かに治まるということにもなります。
そして重厚ということは、人間の幅が広く厚いということです。
磊落というのは、大きな石がごろごろしておる、恬淡で豁然としているということ。
豪雄とは、優れた人のことです。
つまり、あっさりしていて腹中に大きなものを養っている人を第二等というのであります。
「聡明才弁なるは」は、聡明で弁も立つということですが、
こういうことは人間にとって第三等だというわけです。
それぞれの持ち味をどう生かすかということが大切です。”
と解してあります。

自己分析してみると、
・・・・・。

これに「等外の資質」があるとすれば、「中途半端」ですかね。

何をやっても途中で投げ出して、何事も貫徹しない人物が世の中非常に多い。


自己を省みて、余分な知識や言動を省きながら日々精進。

古典に触れて、改めてそれぞれが説く「徳」と「人間学」を学んでおります。

不佞人

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2011/01/04 00:00

明けましておめでとう御座います

今年は、私も齢40に成ります。

私がこよなく人生の指針と仰ぐ論語、
孔子は言います。

「吾十有五而志于学、三十而立、四十而不惑、

五十而知天命、六十而耳順、七十而従心所欲 不踰矩」

40にして惑わず。

今年は惑う事無く、『目的・目標』に向かってまっしぐら。

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2010/12/30 17:05

年の瀬にて・・・

2010年もあって言う間に年の瀬。

一年、また一年と歳を重ね、
また新たな年へと想いを馳せる。

人生という道を毎年歩んできて、

自分は去年より成長したかな?
世の中に貢献したかな?
人として生き方はどうだったろうか?

などと考えると共に、また一年が終わった安堵感もある。

日本経済や政治の世界がどこに向かって行こうとも、
自分のなすべき事をなし、
回りの人達の幸せを願いながら精進するのみ。

合掌
ジャンル:中山のひとりごと。

2010/11/24 18:10

平和ボケ・・・?

先日の尖閣諸島沖事件、昨日の朝鮮半島有事、
あまりにも日本は平和が続いたため、何事も対岸の火として感じているのでしょうか。

尖閣諸島沖事件は、誰が、どの国に非があったのか、
ハッキリしたにも関わらず、
怒りをおぼえる国民は皆無に等しい状態でした。

日本国政府も中国に対して、また国連においても明確な意思表示を何故しないのか?

中国が“大国”として経済成長を成している最中、
日本は中国の経済に支えられている一面を維持する為、
今回の事は目をつぶらざるを得ない様子です。

事実は事実として日本政府は国民に伝える義務もあるのではないでしょうか?

なぜ、沈黙するのか?

You Tubeに誰が映像を投稿したのか?
というある意味クダラナイ犯人探しには一生懸命で、
国の一大事に成りかねない出来事の“真実”を国民に伝える事を怠っている政府。

おかしくないですか???

で、殆どの国民はそれほど関心がない。


昨日の朝鮮半島有事は、まさしく一大事のはずなのに・・・

本当の戦争に発展するのは、中東地区とアフリカだけ。
と思っているのが本音なのかもしれません。

韓国もあまりバタバタせずに、大人の対応をしたとの報道ですが、
実のところ、経済・株価への影響を一番気にしていたようです。

世界の先進国は、経済発展・経済成長にばかり気を向けている。
確かに大切な事だとは思いますが、
本当に気にしなければならない事はもっとあると思います。

日本に、“戦争”が飛び火した時に、
やれば良かった事、やらねば成らなかった事に気づくのではないでしょうか。






ジャンル:中山のひとりごと。

2010/11/05 17:27

認知症

ここ数年、「認知症」についての新聞・雑誌等での記事が目立ちます。

真夜中のテレビでもNHKをはじめとする各報道機関でこの問題をクローズアップしています。


日経新聞に掲載された記事の内容を抜粋します。

“「物忘れ外来」という名称の専門外来を設ける医療機関が各地で増えている。
・・・
物忘れ外来は2000年頃から増え、現在は全国に数百あるとみられる。
実際は認知症外来だが、受診の抵抗感を減らすため代表的症状の「物忘れ」を名称に入れたという。
・・・
65歳を過ぎると5歳ごとに発症率が倍増するとされ、人口の高齢化に伴って加速度的に増える。
厚生労働省研究班の推計によると、認知症高齢者の数は、05年の約205万人から、35年には2.2倍の445万人に達するとされる。
・・・”

年々増え続ける認知症患者。
それも、ある日突然発症して、気が付くとかなり進んでいる状態。

私にも大切な両親がいます。
ずっと商売をやり続けて、今も現役です。

もし、両親がこの病にかかってしまったら・・・。

そうならない為にも、元気なうちは現役で仕事に従事して貰うのも予防かな?と思います。


アンチエイジングを追求し始めて、
なんとかこの病から身近な大切な人達を遠ざけたいと願っています。

悲しみ苦しむのは、本人以上に本人を大切に想う回りの人達です。

一人でも多くの高齢者の方々に、シンシアルハートの製品に出会って頂けるのを切に願っています。
ジャンル:中山のひとりごと。

2010/09/28 15:07

忘れた頃に

昨年、卵から幼虫になり・・・

このブログでも書きました、
カブトムシの幼虫がようやくサナギから孵化しました。

幼虫からサナギになったのが7月終わり頃。

いったい、いつになったら成虫になるのか?

先週、真夜中にカブトムシのケースがガサガサしていて・・・

メスの成虫が土の中から出てきて元気に飛び回っていました。

幼虫は全部で4匹。

サナギになったら絶対に触らないのが飼育の鉄則です。

まだ成虫は1匹しかいません。

あとの幼虫たちは、はたして成虫になるのか心配です。

でも、こんな時期になって成虫になるのは本当に遅いです。

やはり気候の変動に敏感なのでしょうか?

人間に比べて、自然界の生き物たちは敏感に反応するそうです。

こんな身近な所に異常気象を感じてしまいます。
ジャンル:中山のひとりごと。

2010/09/14 22:34

摩訶不思議な政治の世界

一般家庭への経済的影響も十分に考えられる政治の世界。

今回の民主党代表選、
予測通り菅さんが再選されていました。

様々な角度からこれに対する評価が掲載されていますが、
民主党員の票数が格差であった点に注目が集まっています。

実際に、サポーターの表は完全に菅さん勝利でした。
本来ならば、国民の意向を重視し、
この点が大事なはずですが・・・

世界経済の一翼を担っている日本なので、
小沢さんが掲げる経済・財政政策を
菅さんが取り入れるかどうか?
が一番の注目点のようです。

何故???

政治家を選ぶのは国民であって、
政治家ではありません!

それこそ摩訶不思議。
ジャンル:中山のひとりごと。

2010/09/13 09:30

東京タワーのひとり言

東京には新しくスカイツリーなる建造物が新名所として、
まだ完成もしていないのに観光対象となっています。

長きにわたり、東京の証としてそびえ立ち続けている東京タワー。

もう間もなく役目を終えようとしています。


東京タワーで週に何回か2時間だけ
七色の「ダイヤモンドヴェール」がライトアップされます。

その七つの色には一つ一つ意味があるそうです。

エンジェル・レッドはコーラルのような優しい赤
メッセージは「愛と感謝」

ピュア・グリーンは宝石のように煌めく緑
メッセージは「自然と環境」

アクア・ブルーは水の様な澄んだ青
メッセージは「水と命」

プラネット・グリーンは地球の大地の緑
メッセージは「地球と平和」

ドリーム・ピンクは夢の様な穏やかなピンク
メッセージは「夢と幸福」

リボン・ゴールドは新しく誕生した金
メッセージは「希望と祝祭」

そして、ホワイト・ダイヤモンドは光り輝く高貴な白
メッセージは「永遠と継承」

東京タワーの「ダイヤモンドヴェール」に託されたメッセージのように、
それらの言葉を活かせる人生ならば、
人生は輝きを増すのではないでしょうか。
ジャンル:中山のひとりごと。

2010/09/09 21:45

台風一過は?

今までの経験では考えられない天気。

もう既に秋風・・・

「台風一過」という言葉があるように、
台風が過ぎると、あれは何だったんだろう?
と思うように、
台風が過ぎるとカラッと雲一つない空模様のはずが、
昨日の台風は、過ぎ去っても小雨続き。

ここ数年、いや数十年の異常気象の一端でしょうか。


今、生きている私達が死ぬまでは、
何とかまともに過ごせそうですが、
50年後くらいの地球環境は?


実際、地球環境の悪化をうったえて、
この悪化を食い止める為のシンポジウム、
メディアを使った現状報告と将来への危惧…


私自身、
大学で半年ほど所属していた、英会話のサークルを思い出します。

4つの大学の英会話サークルが集まってのディスカッション。
テーマは「環境問題」。

それぞれの参加者達が、
いかにも「環境問題を考えてます!」と言わんばかりの内容。

終盤で、参加者の皆さんに問い掛けました。
「で、日常的に環境にプラスになることで、何をしてますか?」
一同が沈黙。

これが現実。

人は、足元や目の前にある危機に対しては対応しても、
向こう岸で起きている、又は将来起こりうる危機に対しては、
ほとんどの人達が何の準備や対応もしていない。


悲しいかな、これが現実です。


備えあれば憂いなし。
転ばぬ先の杖。

などと言う言葉は所詮知識でしかないのでしょうか。
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2010/09/08 10:00

国の成長戦略

日本の成長戦略から大きく取り残された分野がある。

生活に大きな影響もあたえる農業分野。

日経新聞に掲載されていた数字にビックリしました。

ここ5年の間に、農業人口は22%75万人も減少して、
260万人になったそうです。

食に対しての安全性を訴えている割には、
潜在的な意識の中にある、「国産は安心・安全」とは裏腹に、
食を海外に大きく依存しているのが今の日本です。

中国やインドは人口が膨れ上がり、
将来に向けての食料確保に対する意識は国レベルでも非常に高い。

高齢化が進む日本の農業は、平均年齢が65.8歳。

個人的にも将来は自家農園を持ちたいと思っていますが、
自家農園で賄い切れる食の量はたかが知れています。

コメ、小麦、各種野菜や果物まで栽培できる土地の確保と、
これらの農作物を育てて食するまでのノウハウを学び、
せめて我が家での食の確保に必要ではないかと思います。

日本の農業に関しても、
国家の成長戦略に明確に組み込んでいく事の重要性を、
いま一度政治家の先生方には考えて頂きたいものです。
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